Inkscapeの使い方|基本操作~テキストツールで文字の作成と編集

画像に文字を追加したりロゴを作る時に使う「テキストツール」の基本的な使い方を紹介していきます。「テキストツール」は文字のスタイルを変えたりスペースを空けるといった簡単な操作の他に、文字を好きな角度に傾けたり回転することもできます。

早速「テキストツール」を使ってみましょう。

文字を作成・編集する

テキストツール

Inkscapeを起動してツールボックスにある「テキストツール」を選択します。

画面の好きなところでクリックすると、その場所から文字を入力できます。

長い文章や自動で文章を折り返したい時はテキストボックスを使います。

画面をドラッグすると青い枠線が表示されます。この枠線の中に文字を入力していきます。

文字数が多くて枠線から溢れてしまうと「赤い枠線」に変わり、画面下にあるステータスバーにも「溢れあり」と表示されます。

文字が溢れてしまったら左上と右下にある四角□をドラッグしてテキストボックスを拡大します。

色をつける

色をつけたいテキストを選択します。カーソルの位置はどこでも構いません。カラーパレットの好きな色をクリックして色をつけます。

文字の1部だけ変えたい時はその文字をドラッグしてから色をつけます。

左下にあるフィルをクリックするとダイアログが表示されるので、好きな色を指定します。ストロークにも色をつける場合はタブで切り替えてください。

テキストを編集する

画面の上にあるコントロールバーで文字のスタイルを変更できます。

  • フォントファミリー:文字の種類
  • フォントスタイル:文字を太くしたり斜めにする
  • フォントサイズ:文字の大きさ

まずは「フォントファミリー」文字の種類をプルダウンメニューから選びます。パソコンに入っているフォントが表示されます。

文字の種類を「Impact」にして「フォントサイズ」を32ptに変更してみました。

「フォントスタイル」は「Bold太字」「Italic斜体」です。

行間隔

初期設定では「1.25」になっています。隣りのプルダウンメニューからmmやpxなど細かく設定することもできますが、通常は空欄のままで大丈夫です。

行間隔の欄を右クリックするとメニューが表示されるので、間隔の目安にしてください。

初期設定の「1.25」と「1.00」「1.50」を比較してみました。少し数値を変えただけで大きく変化しています。

行を揃える

コントロールバーにある「左揃え・中央揃え・右揃え」アイコンで文字や文章を揃えることができます。

※均等揃えは流しこみテキストのみ

文字を上付き・下付きにする

コントロールバーにあるXyアイコンで文字を上付き、下付きにすることができます。

「Alt」キーを押しながら「上下矢印キー」を押すと上付き・下付き文字の位置を動かせます。

文字間隔

コントロールバーにある「文字間隔」に数値を入力するか、右クリックしてメニューの中から選びます。

初期設定の「0.00」と狭い間隔「-2.00」広い間隔「5.00」を比べると下の画像のようになります。

単語間隔

文字間隔と同じように直接数値を入力するか、右クリックメニューで間隔を変更します。

画像では「15.00」にしましたが、あまり広く感じませんね。元に戻す時は数値を0にします。

水平カーニング

カーソルの位置から左右に文字を移動してスペースを広げたり縮めたりすることができます。「Alt」キーを押しながら「左右矢印キー」でも同じことができます。

元に戻したい時は数値を「0.00」にするか「テキスト」メニューの「手動カーニングの除去」をクリックします。

垂直シフト

文字のベースラインを上下に移動して変更することができます。「Alt」キーを押しながら「上下矢印キー」を押しても同じことができます。

「テキスト」「手動カーニングの除去」で元に戻せます。

文字の回転

カーソルの後ろ(右横)の文字を回転します。回転させたい角度を入力するか、右クリックメニューで選びます。

文字をドラッグして選択するとまとめて回転させるこができます。

15度回転させると下の画像のようになります。

元に戻す時は「テキスト」「手動カーニングの除去」

横書き・縦書き

横書きは左始まりだけですが、縦書きは右と左どちらか選ぶことができます。

英語やアルファベットを縦書きにするには、コントロールバーの1番右にあるをクリックして「文字の方向」を自動から「Upright」に変更します。

ダイアログで編集

コマンドバーにあるTアイコンをクリックすると「テキストとフォント」ダイアログが表示されます。ドッグ内に表示された場合はドラッグすると分離できます。

選択したテキストをコントロールバーと同じように編集できます。

「テキスト」タブを使うと長い文章を編集する時に便利です。

編集が終わったら「適用」をクリックします。

最後に

「テキストツール」の基本的な使い方を紹介しましたが、やっぱり早く文字の装飾をしてロゴなどを作りたいですよね。次は実際に文字を装飾する方法を紹介します。

 


Inkscapeの使い方②|基本操作~短形ツールで四角形を描く
Inkscapeの使い方③|基本操作~円/弧ツールで楕円や扇形を描く